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【After Effects】3Dカメラアニメーションとは?

After Effects での 3Dカメラアニメーションとは、仮想カメラを用いて3Dレイヤーを撮影する映像表現・アニメーションのことです。現実では実現不可能な映像表現や奥行きのあるアニメーション表現など、映像クオリティを上げるために使います。3Dカメラアニメーションは、映画やアニメ、ゲーム、CMなどの映像表現で頻繁に使用されています。

3Dカメラアニメーションで可能になること

3Dカメラアニメーションにより、奥行きのある映像・アニメーションを作成することができます。具体的には以下の通りです。

奥行きのある表現よりリアルで迫力のある映像を作成することができます。
モーショングラフィックステキストや図形を 3D 空間内で動かすことで、ダイナミックなアニメーションを実現します。
VFX (Visual Effects)実写映像と 3D レイヤーを合成し、現実や実写映像では表現できない視覚効果を実現します。
カメラワークの再現実際の映画やアニメで使われるような、パン・チルト・ズームなどのカメラワークを実現します。

After Effects での3Dカメラアニメーションはメモリを大量に消費するため、あらかじめしっかりと設計することが大切です。

3Dカメラアニメーションの要素

3Dカメラアニメーションにおける要素は以下の表の通りです。

3Dカメラ仮想カメラをコンポジション内に設置し、そのカメラを使用して 3D レイヤーを撮影します。カメラの向き、焦点距離、位置などをアニメーションさせることで色々なカメラワークが表現可能です。
3Dレイヤー3D空間内に設置可能なレイヤー。レイヤーに奥行きが出て、立体表現が可能になります。
空間認識3Dカメラトラッカーという機能を使用することで、実際の映像からカメラの動きと3D空間データを抽出できます。このデータを使用することで、実写映像と 3D レイヤーを自然に合成できます。
ライト3D 空間内に光源を追加することで、レイヤーに陰影をつけ、より立体的な表現が可能になります。
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