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【After Effects】上からテキストが降ってくるアニメーション作成方法

After Effects で上からテキストが降ってくるアニメーションを作成する方法は以下の通りです。詳しくは当記事を最後までご確認ください。

  1. 平面レイヤーとテキストレイヤーの作成
  2. テキストレイヤーを右クリックし、クリエイト内のテキストからシェイプを作成を選択
  3. アウトラインレイヤーを文字数と同じ数だけ複製
  4. レイヤー内の最初の文字以外を削除
  5. 2文字目以降も同様に削除を文字数分繰り返す
  6. 1文字目のアウトラインレイヤーの位置 (Position) を右クリックし、次元に分割 (Separate Dimensions) を選択
  7. アニメーションの終了時点に移動し、1文字目のアウトラインレイヤーのY位置 (Y Position) にキーを打つ
  8. アニメーションの開始時点に移動し、1文字目のアウトラインレイヤーのY位置を上に移動させる
  9. 数フレーム後に文字をバウンドさせて、アニメーションが終了するように調整
  10. アニメーション開始時、終了時の不透明度 (Opacity) の設定
  11. イージーイーズの適用・アニメーション速度の調整
  12. キーフレームを2文字目以降にコピペ
  13. 2文字目以降のアニメーション微調整

まず、平面レイヤーとテキストレイヤーを作成します。平面レイヤーはコンポジションと同じサイズです。この記事では、以下の設定でコンポジションを作成しています。

幅 (Width)1080 px
高さ (Height)1920 px
フレームレート (Frame rate)30 fps
デュレーション (Duration)0:00:05:00 (5秒)

テキストレイヤーを右クリックし、クリエイト内のテキストからシェイプを作成を選択します。

アウトラインレイヤーが作成されたら、そのレイヤーを文字数と同じ数だけ複製します。この記事では「CINECODE LAB」は文字数が11つなので、11つ複製します。(スペースは文字数に含めません)

文字数分レイヤーを複製したら、レイヤー内の最初の文字以外を選択し delete キーを押して削除します。ここでは、最初の文字は C なので C 以外の文字を削除しています。

次のアウトラインレイヤーを開き、文字列の2番目以外の文字を選択し delete キーを押して削除します。ここでは CINECODE LAB の二番目の文字の I だけを残して、ほかを削除します。

同様に3番目のレイヤーは3文字目だけを残して他を削除します。4番目以降も同様に文字数分繰り返してください。ここまでの方法を実践すれば、テキストレイヤーの文字列を1文字ずつ分解することが可能です。この記事ではその一文字ずつのアウトラインレイヤーのレイヤー名を残されている文字と同じにしておき、わかりやすくしています。

1文字目のアウトラインレイヤーの位置 (Position) を右クリックし、次元に分割 (Separate Dimensions) を選択します。

これをすることで、2文字目以降のアウトラインレイヤーにアニメーションをコピペする際にX軸の値を調節する手間がなくなります。

アニメーションの終了時点に移動し、1文字目のアウトラインレイヤーのY位置 (Y Position) の横にあるストップウォッチマークをクリックしてキーを打ちます。Y位置の値は変えていません。この記事ではアニメーションの終了時点を4秒後としています。

    アニメーションの開始時点に移動し、1文字目のアウトラインレイヤーの位置を上に移動させます。ここではアニメーションの開始時点を1秒後とし、Y位置の値を画面外になる 100.0 にしています。

    数フレーム後に文字をバウンドさせて、アニメーションが終了するように調整します。基本的にはお好みの値で大丈夫です。ここでは以下のように位置を設定しています。

    フレーム数/秒数Y位置説明
    1秒後100.0アニメーション開始時点
    画面上部 (画面外)
    3秒後1070.0文字が落下して、画面中央の見えない地面に衝突した感じ。バウンドして少し弾力感を出したいので、画面中央より少し下に位置する。
    3秒20f目1060.0バウンドした後にY軸方向に跳ね返った後の最高到達地点。
    4秒後1063.2969アニメーション開始時点
    画面中央に静止

    アニメーション開始時、終了時の不透明度 (Opacity) の設定を行います。こちらもお好みの値で大丈夫です。この記事では 1秒後に不透明度を 0% にし、3秒後に 100% にし、だんだんと文字が現れるようにしています。

    衝突時のサイズを大きくするなど、ほかにアニメーションを加えてもよいかと思います。

    イージーイーズを適用します。1文字目のアウトラインレイヤーを選択し U を押してすべてのキーフレームを表示させます。表示されたすべてのキーフレームを選択しキーボードの F9 を押します。

    あとは、速度ツールを用いて速度を調節してください。

    キーフレームを2文字目以降にコピペします。1文字目のアウトラインレイヤーのキーフレームをすべて選択し Ctrl + C でコピーしてください。そのあと、アニメーション開始時点に移動し、2文字目以降のアウトラインレイヤーをすべて選択した上で Ctrl + V でペーストします。

    2文字目以降のアニメーション微調整して完成です。たとえば、2文字目以降のアニメーション開始をズラすなどを行うとよいでしょう。

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