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【After Effects】キラキラした光の粒が舞う背景アニメーション作成方法

After Effects でキラキラした光の粒が舞う背景アニメーションは、以下の手順で作成可能です。詳しくは、当記事を最後までご確認ください。

  1. 背景用とエフェクト用の2つの平面レイヤーを作成
  2. Effects & Presets から CC Particle World をエフェクト用レイヤーに追加
  3. CC Particle Worldのプロパティの Particle を設定する
  4. CC Particle Worldのプロパティの Producer を設定する
  5. CC Particle Worldのプロパティの Physics を設定する
  6. そのほかの CC Particle Worldのプロパティを設定する
  7. Effects & Presets から Stylize にある Glow をエフェクト用レイヤーに追加
  8. エフェクト用レイヤーの複製
  9. CC Particle Worldのプロパティの Particle を設定する
  10. CC Particle Worldのプロパティの Producer を設定する
  11. CC Particle Worldのプロパティの Physics を設定する
  12. そのほかの CC Particle Worldのプロパティを設定する
  13. Effects & Presets から ブラー(ガウス) を追加
  14. ブラー (ガウス) のプロパティを設定する
  15. 複製されたエフェクト用のレイヤーを元のエフェクトレイヤーの下になるように入れ替える

まずは、平面レイヤーを2つ作成します。平面レイヤーを作成するショートカットは Ctrl + Y です。上のレイヤーはエフェクトを付与するレイヤー、下のレイヤーは背景とします。ここでは2つの平面レイヤーどちらも黒色でコンポジションと同じ大きさで作成し、名前を変えています。

また、この記事では以下の設定でコンポジションを作成しています。

幅 (Width)1080 px
高さ (Height)1920 px
フレームレート (Frame rate)30 fps
デュレーション (Duration)0:00:03:00 (3秒)

Effects & Presets から CC Particle World をエフェクト用のレイヤーに追加します。

CC Particle World を追加したら、プロパティの Particle を開き以下の表の値に変更します。色は自由にしていただいて大丈夫です。

Particle TypeFaded Sphere粒子を球体に
Birth Size0.1粒子が生み出されるときのサイズ
Death Size0.03粒子が消えるときのサイズ
Size Variation100%粒子のサイズバリエーションを増やす
Max Opacity100%粒子の不透明度の上限を増やし、色々な透明度の粒子が出現させる。
Birth Color#FFFFFF (白色)粒子が生み出されるときの色
Death Color#FAFAD2 (薄い黄色)粒子が消えるときの色

プロパティの Producer を開き、以下の表の値に変更します。

Position Y1.00光の発生源を画面下にする画面中央にしたい場合は 0.00 に。
Position Z0.25光の発生源を画面奥にする
Radius X1.00光の発生源をX軸方向にズラす
Radius Y2.00光の発生源をY軸方向にズラす
Radius Z0.50光の発生源をZ軸方向にズラす

画面サイズによって適宜読み替えてください。

プロパティの Physics を開き、以下の表の値に変更します。

AnimationJet Sideways粒子がサイドから噴き出してくる
Velocity0.25粒子の広がる速度抑える
Gravity-0.15重力の値をマイナスにすることで粒子が浮くアニメーションになる
Resistance1.00粒子の動きに少し抵抗を加える

CC Particle World のプロパティも以下の値に変更します。

Birth Rate0.3
Longevity (sec)1.5

Effects & Presets から Stylize にある Glow をエフェクト用のレイヤーに追加してください。

ここまででも背景として使えるものになっています。

エフェクト用レイヤーを複製します。複製されたレイヤーはエフェクト用レイヤーのさらに奥で粒子を舞わせる背景として使用します。

複製したエフェクト用レイヤーで、CC Particle World のプロパティにある Particle を以下のように変更します。

Death Size0.1粒子が消えるときのサイズサイズが変わらないようにする。
Max Opacity50%最大不透明度の範囲。奥側の粒子なので透明感を出す。

CC Particle World のプロパティにある Producer を以下のように変更します。

Radius X0.75光の発生源をX軸方向にズラす

CC Particle World のプロパティにある Physics を以下のように変更します。

Gravity-0.05重力の値をマイナスにすることで粒子が浮くアニメーションになる
Resistance2.50粒子の動きに抵抗を加える

CC Particle World プロパティを以下のように変更します。

Birth Rate0.2
Longevity (sec)2.0

Effects & Presets から ブラー(ガウス) を追加します。奥の粒子をボヤかせるのに使用します。

ブラー (ガウス) のプロパティ Blurriness の値を20.0 にし、Repeat Edge Pixels のチェックを外します。

複製されたエフェクト用のレイヤーを元のエフェクトレイヤーの下になるように入れ替えて完成です。

https://www.youtube.com/shorts/cwSgGXYcCcQ
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