
After Effects で画面がフラッシュして切り替わるアニメーションの作成方法は、以下の通りです。この手順を見ても具体的にどうしたらよいかわからない方は、画像付きで説明している当記事を最後までご確認ください。
- 切り替え前レイヤーと切り替え後レイヤーをそれぞれ用意
- 切り替え前レイヤーの長さを切り替えるフレーム数に設定
- 切り替え後レイヤーの開始を切り替えるタイミングに移動
- 切り替え後のレイヤーにエフェクト: ブラー(ガウス) を適用
- 切り替わるタイミングに移動し、エフェクト: ブラー(ガウス) のブラーの値を 30.0 に設定してキーフレームを打つ
- レイヤーが切り替わるタイミングの 10f 後に移動し、エフェクト: ブラー(ガウス) のブラーの値を 0 に設定
- 調整レイヤーの作成
- 調整レイヤーの長さを 10f にし、開始タイミングをレイヤー切り替えの 5f 前にする
- 調整レイヤーに対し、エフェクト: グローを適用
- エフェクト: グローのプロパティの値を調整
- エフェクト: グローの強度に対し、キーフレームを打ってアニメーションさせる
- 40f で強度 0
- 50f で強度 1
- 60f で強度 0
- 調整レイヤーに対し、エフェクト: CC Radial Blur を適用
- エフェクト: CC Radial Blur の量に対し、キーフレームを打ってアニメーションさせる
- 44f で量 0
- 45f で量 250.0
- 46f で量 0

まず、切り替える前のレイヤーと切り替えた後のレイヤーを作成してください。ここでは説明を簡略化するために、2つの画像を用意し、それぞれ切り替える前と後のレイヤーとしています。また、この記事では以下のようにコンポジションを作成しています。
幅 (Width) | 1080 px |
高さ (Height) | 1920 px |
フレームレート (Frame rate) | 30 fps |
デュレーション (Duration) | 0:00:03:00 (3秒) |

タイムライン上の切り替え前のレイヤーの長さを切り替えるフレーム数に設定します。同様に、切り替え後のレイヤーはそのあとに始まるように移動させてください。ここでは1秒15fで画像が切り替わるようにしています。

切り替え後のレイヤーにエフェクト: ブラー(ガウス) を適用します。Effects & Presets パネルで検索して、レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

切り替わるタイミングに移動し、エフェクト: ブラー(ガウス) のブラー (Blurness) の値を 30.0 に設定してキーフレームを打ちます。キーフレームを打つにはブラーの左側にあるストップウォッチマークをクリックしてください。

レイヤーが切り替わるタイミングの 10f 後に移動し、エフェクト: ブラー(ガウス) のブラー (Blurness) の値を 0 に設定します。

調整レイヤーを作成してください。調整レイヤーを作成したら、長さを 10f にし、開始タイミングをレイヤー切り替えの 5f 前にします。

調整レイヤーに対し、エフェクト: グロー (Glow) を適用します。Effects & Presets パネルで検索して、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: グローのプロパティの値を調整します。ここでは以下のように設定しています。
グローしきい値 (Glow Threshold) | 15.0% |
グロー半径 (Glow Radius) | 20.0 |

エフェクト: グローの強度 (Glow Intensity) に対し、以下のようにキーフレームを打ちます。
フレーム数 (Frame) | グロー強度 (Glow Intensity) |
---|---|
40f (1秒10f) | 0.0 |
45f (1秒15f) | 1.0 |
50f (1秒20f) | 0.0 |

調整レイヤーに対し、エフェクト: CC Radial Blur を適用します。Effects & Presets パネルで検索して、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。
エフェクト: CC Radial Blur の量 (Amount) に対し、以下のようにキーフレームを打ちます。
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