
After Effects でもそのほかの制作ソフトでも、フォントはテキストアニメーションでは一番重要といっても過言ではありません。フォント選びはしっかりと考える必要があります。
フォントの種類
種類 / 分類 | 説明 | フォント例 |
---|---|---|
サンセリフ体 (ゴシック体) | ポップで親近感がある。男性的で読みやすい。 | MS Pゴシック ヒラギノ角ゴ Arial (英字) Impact League Spartan |
セリフ体 (明朝体) | 文字の端にウロコやはねなどの装飾があるもの。視聴者に筆文字のまじめで上品な感じを与える | MS明朝 ヒラギノ明朝 Times New Roman (英字) |
等幅フォント (モノスペース) | すべての文字が同じ幅を持つもの。 | MS ゴシック Noto Sans Mono CJK JP 小塚ゴシック Pr6N Monaco |
装飾体 | 特徴的なデザインで装飾性が高い。やさしい、たのしい、かわいいなどソフトな印象を与える。 | 丸ゴシック ポップ体 創英角ポップ体 |
筆記体 | 手書き文字のように繋がったデザイン。 | 行書体 筑紫明朝 ブラッシュスクリプト |
欧文書体 | 西洋の書体を基にしたデザイン。 | Helvetica Futura Garamond |
フォントの重要性
視覚的な印象 | アニメーションのスタイルや雰囲気を決定づける重要な要素です。例えば、明朝体は上品な印象を、ゴシック体は力強さを与えます。 |
メッセージ性 | テキストが伝えるメッセージを強調したり、補足したりする役割を果たします。例えば、筆記体は高級感を、手書き風のフォントは親しみやすさを演出できます。 |
可読性 | アニメーションの目的が情報を伝えることである場合、フォントの可読性は非常に重要です。特に、短い時間で情報を伝える必要がある場合は、読みやすいフォントを選ぶ必要があります。 |
文字の属性
文字色、縁取り、影 | アニメーションの世界観にあわせて調整しましょう。装飾が強すぎると、視認性が強くなりすぎて重くなります。 |
モーションブラー | モーションブラーがないと、アニメーションに違和感が出ることがあります。リアルさを求めるならオンに、イラストとして見せるならオフにするのが基本です。 |
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