MENU

【After Effects】波のグラデーション背景アニメーション作成方法

After Effectsで、波のグラデーション背景アニメーションの作成方法は以下の通りです。この手順を見ても具体的にどうしたらよいかわからない方がいるかもしれません。その場合は、画像付きで説明している当記事を最後までご確認ください。

  1. 平面レイヤーの作成
  2. 平面レイヤーにエフェクト: グラデーションを適用
  3. 平面レイヤーにエフェクト: ポスタリゼーションを適用
  4. 平面レイヤーにエフェクト: 色かぶり補正を適用
  5. 色かぶり補正の色を変更
  6. 平面レイヤーにエフェクト: タービュレントディスプレイスを適用
  7. エフェクト: タービュレントディスプレイスにある展開のエクスプレッション欄を開く
  8. エクスプレッション欄にある記述 を消して time * 50 と入力
  9. エフェクト: タービュレントディスプレイスのプロパティの値を調整
  10. 波の形を変えたい場合
    • 平面レイヤーにエフェクト: 波形ワープを適用
    • 波形ワープのプロパティの値を調整
  11. 波の色を変えたい場合
    • 波の色を変えたい場合は、平面レイヤーにエフェクト: コロラマを適用
    • 色かぶり補正をオフ
    • コロラマのプロパティの値を調整

手順8 までで基本的な波のアニメーションは作成できています。手順9 から先は波の形を変えるなどの調整になります。

まずは、平面レイヤーを作成しましょう。サイズは同じで背景色は白にしています。また、この記事では以下のようにコンポジションを作成しています。

幅 (Width)1080 px
高さ (Height)1920 px
フレームレート (Frame rate)30 fps
デュレーション (Duration)0:00:05:00 (5秒)

平面レイヤーにエフェクト: グラデーション (Gradient Ramp) を適用します。Effects & Presets のパネル欄で検索して、平面レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

平面レイヤーにエフェクト: ポスタリゼーション (Posteri) を適用します。Effects & Presets のパネル欄で検索して、平面レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

波の数を変更したい場合は、ポスタリゼーションのレベルを変更してください。

平面レイヤーにエフェクト: 色かぶり補正 (Tint) を適用します。Effects & Presets のパネル欄で検索して、平面レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

色かぶり補正の色を変更します。ここでは、波の色にしたいので青系統にしています。

平面レイヤーにエフェクト: タービュレントディスプレイス (Turbulent Displace) を適用します。Effects & Presets のパネル欄で検索して、平面レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: タービュレントディスプレイスにある展開の左側にあるストップウォッチマークを Alt を押しながらクリックして、エクスプレッション欄を開いてください。

エクスプレッション欄にある記述 を消して time * 50 と入力してください。ここでは effect(“Turbulent Displace”)(6) という記述を消して入力しています。

ここまで実施すると、上記 gif 画像のような波の表現になるはずです。

ここではエフェクト: タービュレントディスプレイスのプロパティの値の変更については記述していません。量やサイズを変えたり、エクスプレッションの値を time * 100 にして波の速度を倍にしたりなど、お好みで工夫していただけたらと思います。

波の形を変えたい場合は、平面レイヤーにエフェクト: 波形ワープ (Wave Warp) を適用してください。この波形ワープのプロパティの値を調整することで、波の形をポップなものに変えることができます。

波の色を変えたい場合は、平面レイヤーにエフェクト: コロラマ (Colorama) を適用し、色かぶり補正 (Tint) をオフにしてください。このコロラマのプロパティの値を調整することで、波の色を別のものに変えることができます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次