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【After Effects】リアルな3Dの水のアニメーション作成方法

After Effectsで、リアルな3Dの水のアニメーションを作成する方法は以下の通りです。この手順を見ても具体的にどうしたらよいかわからない方がいるかもしれません。その場合は、画像付きで説明している当記事を最後までご確認ください。

  1. 平面レイヤーの作成 (水用)
  2. 平面レイヤーに対し、以下の工程を順に行う
    1. 平面レイヤーの3D化
    2. 平面レイヤーの回転・移動などの調整
    3. 平面レイヤーにエフェクト: フラクタルノイズを適用
    4. エフェクト: フラクタルノイズのプロパティの値を調整
    5. エフェクト: フラクタルノイズの展開のエクスプレッション欄を開く
    6. エクスプレッション欄に time * 100 と入力
    7. 平面レイヤーをプリコンポーズする
  3. プリコンポーズされたコンポジションに対し、以下の工程を順に行う
    1. プリコンポーズされたコンポジションを開き、調整レイヤーを作成する
    2. 調整レイヤーにエフェクト: タービュレントディスプレイスを適用
    3. エフェクト: タービュレントディスプレイスのプロパティの値を調整
    4. エフェクト: タービュレントディスプレイスの展開のエクスプレッション欄を開く
    5. 開いたエクスプレッション欄に time * 100 と入力
  4. コンポジションに戻り、調整レイヤーを作成する
  5. 調整レイヤーにエフェクト: ディスプレイスメントマップを適用
  6. エフェクト: ディスプレイスメントマップのプロパティの値を調整
  7. 調整レイヤーにエフェクト: トライトーンを適用
  8. エフェクト: トライトーンの色を変更
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まず、平面レイヤーを作成しましょう。この平面レイヤーは水のエフェクト用です。この記事では以下のようにコンポジションを作成しています。

幅 (Width)1080 px
高さ (Height)1920 px
フレームレート (Frame rate)30 fps
デュレーション (Duration)0:00:05:00 (5秒)

平面レイヤーを3D化してください。そのあと平面レイヤーを回転させて、表示させたい水面になるように移動させます。必要に応じてサイズなども変更してください。

プロパティ項目ショートカットキー
回転 (Rotation)R
位置 (Position)P

平面レイヤーにエフェクト: フラクタルノイズ (Fractal Noise) を適用します。Effects & Presets パネルで検索して、平面レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: フラクタルノイズのプロパティの値を調整してください。ここでは以下のように設定しています。

コントラスト (Contrast)170
トランスフォーム – スケール (Transform – Scale)120

エフェクト: フラクタルノイズの展開 (Evolution) のエクスプレッション欄を開いてください。展開の左側にあるストップウォッチマークを Alt を押しながらクリックすると、エクスプレッション欄が表示されます。

開いたエクスプレッション欄に time * 100 と入力します。開いたときに書かれていた内容は、すべて消してから記述するようにしてください。

平面レイヤーをプリコンポーズしてください。プリコンポーズするショートカットキーは Ctrl + Shift + C です。

プリコンポーズされたコンポジションを開き、調整レイヤーを作成してください。レイヤーパネルで右クリックし、新規から調整レイヤーを選択すると作成できます。調整レイヤーを作成するショートカットキーは Ctrl + Alt + Y です。

調整レイヤーにエフェクト: タービュレントディスプレイス (Turbulent Displace) を適用します。Effects & Presets パネルで検索して、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: タービュレントディスプレイスのプロパティの値を調整してください。お好みの値で大丈夫です。ここでは以下のように設定しています。

(Amount)25.0
サイズ (Size)75.0

エフェクト: タービュレントディスプレイスの展開 (Evolution) のエクスプレッション欄を開いてください。展開の左側にあるストップウォッチマークを Alt を押しながらクリックするとエクスプレッション欄が開きます。

開いたエクスプレッション欄に time * 100 と入力します。開いたときに書かれていた内容は、すべて消してから記述するようにしてください。

元のコンポジションに戻り、調整レイヤーを作成してください。

調整レイヤーにエフェクト: ディスプレイスメントマップ (Displacement Map) を適用します。Effects & Presets パネルで検索して、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: ディスプレイスメントマップのプロパティの値を調整してください。ここでは以下のように設定しています。

マップレイヤー (Displacement Map Layer)プリコンポーズされたコンポジションを指定
水平置き換えに使用 (Use For Horizontal Display)輝度
最大水平置き換え (Max Horizontal Displacement)20.0
垂直置き換えに使用 (Use For Vertical Displace)輝度
最大垂直置き換え (Max Vertical Displacement)20.0

調整レイヤーにエフェクト: トライトーン (Tritone) を適用します。Effects & Presets パネルで検索して、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

あとはエフェクト: トライトーンの色を変更すれば完成です。

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