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【After Effects】テキストを反転して表示する方法

After Effects でテキストを反転して表示するアニメーションの作成方法は、以下の通りです。作成後は、上記画像の Walking 箇所のようになります。

  1. 文字レイヤーを作成
  2. 文字レイヤーにプリコンポーズを設定
  3. プリコンポーズした文字レイヤーを複製
  4. ペンツールで文字を横切るように線を引き、線幅を文字が隠れる太さに変更
  5. 線レイヤーを文字レイヤーの下に移動し、パスのトリミングを追加
  6. パスのトリミングを使い、テキストの背景をなぞるアニメーションを作成
    1. パスのトリミングを追加したら、アニメーション開始点に移動
    2. パスのトリミング欄を開き End を 0 に変更し、トリミングの開始側にキーを打つ
    3. そのあとアニメーションの開始と終了の真ん中に移動
    4. Start を 100 にして開始側にキーを打つ
    5. 新たにトリミングの終了側にもキーを打つ
    6. アニメーションの終了点に移動。
    7. End を 100 にしてキーを打つ
  7. 文字レイヤーと線レイヤーを複製
  8. 文字レイヤーを線レイヤーの下に移動させ、アルファ反転マットを設定
  9. 複製した線レイヤーに対し、アルファ反転マットを設定

テキストを反転して表示する方法

まずは、文字レイヤーを作成します。ツールバーからTの文字をクリックし、任意の場所に文字を入力してください。この例では以下の表の通りに作成し、真ん中の行の Walking の背後をなぞるアニメーションを作ります。

(Width)1920
高さ (Height)1080
フレームレート (Frame Rate)30fps
時間・デュレーション (Duration)0:00:01:00 (1秒)

その文字レイヤーに対しプリコンポーズを実行します。文字レイヤーを選択し、メニューバーのレイヤーメニューからプリコンポーズを選択してください。新しい名前や属性を設定するウィンドウが表示されます。ここでは何も設定を変えずにOKをクリックしてください。

プリコンポーズ (Pre-compose) は、複数のレイヤーを1つの新しいコンポジションにまとめる機能になります。この機能は作業の効率化のためのものです。具体的には、以下の目的でプリコンポーズが使用されます。
・レイヤー・タイムライン整理
・エフェクト適用の簡略化
・アニメーション管理を容易にする
・他コンポジションでの再利用

プリコンポーズした文字レイヤーを選択し Ctrl + D を押して、複製してください。今回は3行に対し、アニメーションを行う予定です。そのため、3つ複製しました。

今回の例では2行目の Walking に対して、テキストの背景をなぞるアニメーションを作成します。上記画像のように、ペンツールで文字を横切るように線を引きます。(1行目のアニメーションについては、以下の別記事をご確認ください。)

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線幅を文字が隠れる太さに変更します。

テキスト反転して表示したい文字レイヤーの下に線レイヤーを移動させます。この段階で線レイヤーの幅などを調整しておきましょう。

線のシェイプレイヤーをを選択し、コンテンツ右の追加メニューからパスのトリミングを追加してください。

次に、パスのトリミングを使ってテキストの背景をなぞるアニメーションを作ります。

  1. パスのトリミングを追加したら、アニメーション開始点に移動
  2. パスのトリミング欄を開き End を 0 に変更し、トリミングの開始側にキーを打つ
  3. そのあとアニメーションの開始と終了の真ん中に移動
  4. Start を 100 にして開始側にキーを打つ
  5. 新たにトリミングの終了側にもキーを打つ
  6. アニメーションの終了点に移動
  7. End を 100 にしてキーを打つ

上記画像の通りに作成する場合は、以下の手順の通りに実施してください。
(この例では 3f でアニメーションを開始し、27f で終了するものとします)
1. パスのトリミングを追加したら、アニメーション開始点 3f に移動
2. パスのトリミング欄を開き End を 0 にした後、トリミングの開始側にキーを打つ
3. そのあと3f と 27f の真ん中の 15f に移動し、Start を 100 にして開始側にキーを打つ
4. 新たに 15f のトリミングの終了側にもキーを打ち、27f に移動
5. 27f で End を 100 にしてキーを打つ
アニメーション作成後はイージーイーズ(F9)で、自然な動きを実現するとよいと思います。

文字レイヤーと線レイヤーをそれぞれ複製します。上記画像だと Walking(文字レイヤー), Shape Layer 1(線レイヤー) です。

文字レイヤーを線レイヤーの下に移動させ、アルファ反転マットを設定します。上記画像だと、Walking (文字レイヤー) を Shape Layer 1 (線レイヤー) の下に移動し、トラックマットから Shape Layer 1 (線レイヤー)を選択、アルファ反転マットにします。

複製した線レイヤーに対し、複製された文字レイヤーを用いアルファ反転マットを設定します。上記画像だと Shape Layer 2 (線レイヤー) に対し、すぐ上の Walking 2 (文字レイヤー) をトラックマットで指定。そのあと、すぐ右側でアルファ反転マットを設定します。

この記事の一番上の gif 画像のように反転後に文字列を表示させるには、文字レイヤーを反転してすべての文字が表示されたフレームまでタイムラインの開始を移動させてください。上記画像だと Walking (文字レイヤー) の開始を 0f から 15f まで移動させます。

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