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【After Effects】レイヤー内のオブジェクトに影を入れる方法

After Effectsで、レイヤー内のオブジェクトに影を入れる方法には以下の方法があります。順にお伝えします。

  • ドロップシャドウ
  • 複製レイヤー
  • 光源 (3Dレイヤー)

ほかにも影を入れる・落とす方法はあります。この記事では、代表的なものだけを紹介しています。

1. ドロップシャドウ (Drop Shadow)

影を付けたいオブジェクトがあるレイヤーを選択して右クリックします。レイヤースタイルからドロップシャドウを選択してください。

プロパティを開いて、影の濃さ・サイズ・角度などを調整してください。

2. 複製レイヤー (Duplicate the layer)

影を付けたいオブジェクトがあるレイヤーを選択して Ctrl + D で複製します。

複製した影用のレイヤーを下にして、エフェクトの塗りを追加します。エフェクト & プリセット (Effects & Presets) の生成 (Generate) から塗り (Fill) を選んでください。あとは、影の色を黒にするなどプロパティを調整します。

影側のレイヤーの位置を任意の位置にズラします。

必要であれば、影にエフェクトを追加するとよいでしょう。上記画像はエフェクトにあるぼかしとシャープからガウスぼかしを適用し、プロパティを調整したものです。

3. 光源 – 3Dレイヤー (Light – 3D Layer)

影を付けたいオブジェクトがあるレイヤーと影を受ける背景レイヤーを3D化しておきます。3Dレイヤー化したら、影を付けたいオブジェクトがあるレイヤーに対して、Z軸方向の位置も指定しておきましょう。この記事の場合では「幸」レイヤーを「白背景」レイヤーより手前にし浮かせています。

Z軸方向を指定してオブジェクトを浮かせておかないと、影がつきません。ご注意ください。

3D化したレイヤーに対し、以下のプロパティを設定します。

対象レイヤーマテリアルオプション操作
影を落とすレイヤーシャドウを落とす
(Casts Shadows)
On
影を受けるレイヤーシャドウを受ける
(Accepts Shadows)
On

この記事の場合では、影を落とすレイヤーは「幸」というテキストレイヤーで、影を受けるレイヤーは「白背景」レイヤーです。そのマテリアルオプションを開き、シャドウを落とすとシャドウを受けるプロパティをオンにします。

レイヤーセクションの空いているところを右クリックして、新規からライトを選択します。

影を落とす (Casts Shadows) にチェックを入れて、OKを押します。

ライトが作成されたら、ライトの位置・角度・強さなどのプロパティを調節して完了です。

https://youtube.com/shorts/QlUMZCkKL0E?feature=share
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