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【After Effects】アニメーションの基本5大要素

After Effects Logo
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After Effectsでアニメーションを作成する際の基本要素は、主に以下の通りです。

  1. コンポジション
  2. レイヤー
  3. タイムライン
  4. エフェクト
  5. プロパティ

コンポジション

コンポジションとは、プロジェクトの基本的な作業単位のことです。幅・高さ、フレームレート、デュレーションを設定して、作業空間を作成します。コンポジションでは、複数のレイヤーを組み合わせてアニメーションを制作することになります。また、プレビューで制作途中のアニメーションの確認も可能です。ショートカットキーは Ctrl + N です。

動画作品の横の長さ
高さ動画作品の縦の長さ
縦横比正方形やHDなどの設定
フレームレート1秒当たりのフレーム数
デュレーション動画の長さ
背景色透明も設定可能

レイヤー

レイヤーとは、コンポジション内の各要素のことです。以下はその一例になります。(上記画像で、赤枠で囲ったところはレイヤーパネルです。タイムライン左側にレイヤー一覧表示しています)

  • 文字・テキスト
  • 図形・シェイプ
  • 画像・イメージ
  • 音声素材
  • 動画素材
  • アジャストメントレイヤー
  • ライトレイヤー
  • ソリッドレイヤー

シェイプレイヤーやテキストレイヤー、外部からインポートした画像や映像素材など、アニメーションを構成するグラフィック要素を重ねて作品を作ります。

レイヤーの重ね順で表示の前後関係が決まるので、順序には注意が必要です。

タイムライン

タイムラインとは、時間軸に沿ってアニメーションを制御する場所のことです。キーフレームの配置や再生コントロール、時間の調整は、このタイムライン上で行います。

ワークエリアレンダリング範囲の指定
トラック各レイヤーの時間経過を示す横棒
時間表示上部のタイムコードとフレーム目盛り

キーフレームとは、これらのトランスフォームプロパティの値を時間軸上に記録するものです。キーフレーム間のプロパティの変化を After Effects で自動的に補間することで、滑らかなアニメーションが生成されます。

エフェクト

エフェクトとは、レイヤーに視覚的な変化を加える機能のことです。After Effects では、エフェクト&プリセットが複数用意されています。グラデーション、カラー補正、ディストーション(歪み) などのエフェクトを活用することで、より複雑で表現力豊かなアニメーションを作成することができます。

プロパティ

プロパティとは、レイヤーやエフェクトの各種特性や数値のことです。上記画像のように、レイヤーの各要素にはプロパティが存在しています。すべてのレイヤーに共通するトランスフォームプロパティは、以下の通りです。

アンカーポイントレイヤーの回転 / 拡大・縮小の基準となる点。
位置レイヤーの座標 (X軸、Y軸) を変化させることで、レイヤーを移動させます。
スケールレイヤーのサイズを変化させ、拡大・縮小効果を生み出します。
回転レイヤーを回転させます。
不透明度レイヤーの透明度を変化させ、フェードイン・アウトなどの効果を生み出します。

プロパティの値を変えるには、以下の3つの方法のどれかを行ってください。

  • 直接数値を入力する
  • ドラッグ操作で数値を変更する
  • グラフエディタの使用

キーフレームの追加・イージングなどもプロパティ欄で行います。

After Effects では基本的に、レイヤーのトランスフォームプロパティを時間経過とともに変化させてアニメーションさせます。各プロパティを理解し連携させることで、単純なモーショングラフィックスから複雑なビジュアルエフェクトまで幅広いアニメーション表現が可能になります。

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