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【After Effects】炎で燃えているテキストアニメーション作成方法

After Effectsで、炎で燃えているテキストアニメーションの作成方法は以下の通りです。具体的には、当記事を最後までご確認ください。

  1. テキストレイヤーの作成
  2. テキストレイヤーをプリコンポーズ
  3. 2つの平面レイヤーの作成 (背景用、エフェクト用)
  4. エフェクト用の平面レイヤーにエフェクト: フラクタルノイズを追加
  5. フラクタルノイズのプロパティを調整
  6. アニメーションの開始時点に移動し、サブ設定内にあるサブのオフセットと展開のキーを打つ
  7. アニメーションの終了時点に移動し、サブのオフセットと展開の値を調整
  8. エフェクト用の平面レイヤーを複製
  9. 複製されたエフェクト用の平面レイヤーのエフェクト: フラクタルノイズの値を調整
  10. 2つのエフェクト用の平面レイヤーをそれぞれプリコンポーズし、非表示にする
  11. プリコンポーズされたテキストレイヤーにエフェクト: 波形ワープを追加
  12. エフェクト: 波形ワープのプロパティを調整
  13. プリコンポーズされたテキストレイヤーにエフェクト: ブラー(合成) を追加
  14. エフェクト: ブラー(合成) のプロパティを調整
  15. 新規調整レイヤーを追加し、プリコンポーズされたテキストレイヤーの上に配置
  16. 調整レイヤーにエフェクト: ブラー(ガウス)を追加
  17. エフェクト: ブラー(ガウス)のプロパティを調整
  18. 調整レイヤーにエフェクト: CC Vector Blur を追加
  19. エフェクト: CC Vector Blur のプロパティを調整
  20. 調整レイヤーにエフェクト: ディスプレイスメントマップを追加
  21. エフェクト: ディスプレイスメントマップのプロパティを調整
  22. エフェクト: ディスプレイスメントマップの複製
  23. 複製されたエフェクト: ディスプレイスメントマップのプロパティを調整
  24. 調整レイヤーにエフェクト: タービュレントディスプレイスを追加
  25. エフェクト: タービュレントディスプレイスのプロパティを調整
  26. エフェクト: タービュレントディスプレイスの複製
  27. 複製されたエフェクト: タービュレントディスプレイスのプロパティを調整
  28. 調整レイヤーの複製
  29. 複製された調整レイヤーのエフェクト: ディスプレイスメントマップ1, 2 のマップレイヤーをエフェクト用の平面レイヤー2に変更
  30. 複製された調整レイヤーのモードをスクリーンに変更
  31. 新たに調整レイヤーを作成し、エフェクト用の平面レイヤーと調整レイヤーの間に設置
  32. 新しく作成された調整レイヤーにエフェクト: 単色合成とコロラマを追加
  33. エフェクト: 単色合成とコロラマのプロパティを調整

まずは、テキストレイヤーを作成します。この記事では以下の設定でコンポジションを作成しています。

幅 (Width)1080 px
高さ (Height)1920 px
フレームレート (Frame rate)30 fps
デュレーション (Duration)0:00:05:00 (5秒)

テキストレイヤーをプリコンポーズします。テキストレイヤーを右クリックし、プリコンポーズを選択して作成してください。

平面レイヤーを2つ作成します。平面レイヤーのショートカットキーは Ctrl + Y です。1つは背景用で一番下に配置します。もう1つはエフェクト用で一番上に配置してください。

エフェクト用の平面レイヤーにエフェクト: フラクタルノイズ (Fractal Noise) を追加します。Effects & Presets パネルで検索し、エフェクト用の平面レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

フラクタルノイズのプロパティを調整してください。ここでは以下のように設定しています。

フラクタルの種類 (Fractal Type)ダイナミック (Dynamic)
反転 (Invert)チェックを入れる
コントラスト (Contrast)160.0
明るさ (Brightness)10.0

アニメーションの開始時点に移動し、サブ設定 (Sub Settings) 内にあるサブのオフセット (Sub Offset) と展開 (Evolution) の左にあるストップウォッチマークをクリックしてキーを打ちます。ここではアニメーションの開始時点は 0f目です。

アニメーションの終了時点に移動し、サブのオフセットと展開の値を調整してください。ここでは以下のように設定しています。

サブのオフセット (Sub Offset)0.0, -750.0
展開 (Evolution)1 x +0.0°

エフェクト用の平面レイヤーを複製します。

複製されたエフェクト用の平面レイヤーのエフェクト: フラクタルノイズ (Fractal Noise) の値を調整してください。ここでは以下のように設定しています。

フラクタルの種類 (Fractal Type)渦巻き (Swirly)
反転 (Invert)チェックを入れる
コントラスト (Contrast)450.0
明るさ (Brightness)50.0
トランスフォーム – スケール (Transform – Scale)40.0

2つのエフェクト用の平面レイヤーをそれぞれプリコンポーズします。平面レイヤーを選択した状態で右クリックし、プリコンポーズを選んでください。プリコンポーズしたら、2つのプリコンポーズされたレイヤーは非表示にします。

プリコンポーズされたテキストレイヤーにエフェクト: 波形ワープ (Wave Warp) を追加します。

エフェクト: 波形ワープ (Wave Warp) のプロパティを調整してください。ここでは以下のように設定しています。

波の高さ (Wave Height)6
波の幅 (Wave Width)42
方角 (Direction)0 x +135.0°

プリコンポーズされたテキストレイヤーにエフェクト: ブラー(合成) を追加します。Effects & Presets 欄で検索し、テキストレイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: ブラー(合成) のプロパティを調整してください。ここでは以下のように設定しています。

ブラーレイヤー (Blur Layer)Effect 用平面レイヤー1
最大ブラー (Maximum Blur)24.0

新規調整レイヤーを追加します。レイヤーパネルで右クリックし、新規から調整レイヤーを選択してください。追加したらテキストレイヤーの上に配置します。

追加された調整レイヤーにエフェクト: ブラー (ガウス) を追加します。Effects & Presets 欄で検索し、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: ブラー (ガウス) のブラーの値を調整してください。ここでは 60.0 にしています。

調整レイヤーにエフェクト: CC Vector Blur を追加します。Effects & Presets 欄で検索し、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: CC Vector Blur のプロパティを調整してください。ここでは以下のように設定しています。

TypeDirection Fading
Amount250
Angle Offset0x+180.0°
Vector Map背景レイヤーを指定

Angle Offset で炎の向きを決定しています。上向きにしたい場合は上記表の値にするとよいでしょう。

調整レイヤーにエフェクト: ディスプレイスメントマップ (Displacement Map) を追加します。Effects & Presets 欄で検索し、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: ディスプレイスメントマップのプロパティを調整してください。ここでは以下のように設定しています。

マップレイヤー (Displacement Map Layer)エフェクト用の平面レイヤー1
最大水平置き換え (Max Horizontal Displacement)50.0
最大垂直置き換え (Max Vertical Displacement)60.0

エフェクト: ディスプレイスメントマップを選択した状態で Ctrl + D を押し、複製します。

複製されたエフェクト: ディスプレイスメントマップのプロパティを調整してください。ここでは最大水平置き換え (Max Horizontal Displacement) の値を-50.0 にし、他は変えていません。

調整レイヤーにエフェクト: タービュレントディスプレイス (Turbulent Displace) を追加します。Effects & Presets 欄で検索し、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

エフェクト: タービュレントディスプレイスのプロパティを調整してください。ここでは以下のように設定しています。

変形 (Displacement)ツイスト (Twist)
サイズ (Size)16.0

エフェクト: タービュレントディスプレイスを選択した状態で Ctrl + D を押して複製します。

エフェクト: タービュレントディスプレイスのプロパティを調整してください。ここでは以下のように設定しています。

変形 (Displacement)ツイスト (Twist)
(Amount)10.0
サイズ (Size)5.0

調整レイヤーを選択した状態で Ctrl + D を押して複製します。

複製された調整レイヤーのエフェクト: ディスプレイスメントマップ1, 2 のマップレイヤー (Displacement Map Layer) をエフェクト用の平面レイヤー2に変更します。

複製された調整レイヤーのモードをスクリーン (Screen) に変更します。

新たに調整レイヤーを作成します。レイヤーパネルを右クリックし、新規から調整レイヤーを選択してください。作成された調整レイヤーは、エフェクト用の平面レイヤーと既存の調整レイヤーの間に設置します。

この新規調整レイヤーで炎の色を調整します。

新しく作成された調整レイヤーにエフェクト: 単色合成 (Solid Composite) とエフェクト: コロラマ (Colorama) を追加します。Effects & Presets 欄で検索し、調整レイヤーにドラッグアンドドロップしてください。このとき、単色合成をコロラマより上の層になるように配置します。

エフェクト: 単色合成 (Solid Composite) とエフェクト: コロラマ (Colorama) のプロパティを調整してください。ここでは以下のように設定しています。

単色合成 (Solid Composite)
(Color)
(#000000)
コロラマ (Colorama) 出力サイクル – プリセットパレットを使用
(Output Cycle – Use Preset Palette)
Fire
コロラマ (Colorama) 元の画像とブレンド
Blend Width Original
30%

あとはテキストを挿入すれば完成です。ここでは色用の調整レイヤーの下に不透明度20%のテキストレイヤーを置き、徐々に不透明度が下がるアニメーションにしています。

https://youtube.com/shorts/gqYCCa8cNso?feature=share
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