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【After Effects】テキストにノイズを走らせるアニメーション作成方法

After Effectsで、テキストにノイズを走らせるアニメーションの作成方法は以下の通りです。具体的には、当記事を最後までご確認ください。

  1. 平面レイヤーの作成
  2. テキストレイヤーの作成
  3. テキストレイヤーにエフェクト: タイプライタを追加
  4. テキストレイヤーのアニメーターにある範囲セレクターの開始にあるキーフレームを変化させ、文字表示のタイミングを調整
  5. テキストレイヤーにエフェクト: グローを追加
  6. エフェクト: グローの調整
  7. テキストにノイズを走らせるエフェクトの追加・調整を行う
    • テキストレイヤーにエフェクト: タービュレントディスプレイスを追加
    • エフェクト: タービュレントディスプレイスの調整
    • ノイズを走らせたいタイミングの1, 2f前に移動して、タービュレントディスプレイスの量にキーフレームを打つ
    • 1, 2f 移動してノイズを走らせたいタイミングで、タービュレントディスプレイスの量を増やす
    • さらに 1, 2f 移動してノイズを終わらせたいタイミングで、タービュレントディスプレイスの量を 0 に戻す

上記手順の 1, 2, 7 だけあればノイズを走らせることができます。タイプライタとグローはノイズを走らせるのには必須ではありません。

まず、背景用の平面レイヤーを作成します。この記事では以下の設定でコンポジションを作成しています。

幅 (Width)1080 px
高さ (Height)1920 px
フレームレート (Frame rate)30 fps
デュレーション (Duration)0:00:01:00 (1秒)

テキストレイヤーを作成します。

テキストレイヤーにエフェクト: タイプライタ (Typewriter) を追加します。Effects & Presets パネルで検索して、テキストレイヤーにドラッグアンドドロップしてください。

タイプライタをテキストレイヤーに追加しても、エフェクトパネルには表示されません。

テキストレイヤーのアニメーター (Animator) にある範囲セレクター (Range Selector) の開始にあるキーフレームを変化させ、文字表示のタイミングを調整してください。ここでは 10f ですべての文字が表示されるようにします。

テキストレイヤーにエフェクト: グロー (Glow) を追加します。

エフェクト: グローの調整を行ってください。ここでは以下のように設定しています。

グロー基準 (Glow Based On)アルファチャンネル (Alpha Channel)
グローしきい値 (Glow Threshold)50.0%
グロー半径 (Glow Radius)40.0
グロー強度 (Glow Intensity)2.0
カラーA (Color A)薄い紫 (#372d52)
カラーB (Color B)薄い紫 (#372d52)

テキストレイヤーにエフェクト: タービュレントディスプレイス (Turbulent Displace) を追加します。

エフェクト: タービュレントディスプレイスの調整を行ってください。ここでは一旦以下のように設定しています。

変形 (Displacement)水平方向 (Horizontal Displacement)
(Amount)0.0
サイズ (Size)3.0

タイムラインパネルでノイズを走らせたいタイミングの1, 2f前に移動して、タービュレントディスプレイスの量にキーフレームを打ちます。

1, 2f 移動してノイズを走らせたいタイミングで、タービュレントディスプレイスの量を増やします。ここでは 2000 にしていますが、お好みの値で大丈夫です。

さらに 1, 2f 移動してノイズを終わらせたいタイミングで、タービュレントディスプレイスの量を 0 に戻します。以下の表を参考にして、任意のタイミングでノイズを走らせてください。

ノイズのタイミングフレーム数(Amount)
ノイズを走らせる前7f (00:07f)0
ノイズを走らせるタイミング8f (00:08f)2000
ノイズを走らせた後9f (00:09f)0

ノイズに合わせてタービュレントディスプレイスのサイズや、テキストレイヤーの不透明度を変更させてもよいと思います。

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